新メンバー加入によって8人組アイドルグループとして新たなスタートを切った「テラテラ」。
新体制のお披露目からわずか1ヶ月、新曲『恋Magic!』とともにグループの新たな道を歩み始めている。
そんな勢いに乗る絶好のタイミングでインタビューに応じてくれたのは、既存メンバーとしてグループを牽引する黒田かほと、熱い意気込みとともに加入した新メンバーの工藤はなの2人。
新曲に込められた想いから、オーディション時の秘話、そして2人が魅せる「魔法」のような関係性まで、たっぷりと語ってもらった。
取材・文:高城 つかさ
左から:黒田かほ・工藤はな
4時間語り明かした夜。「厳しさ」と「歩み寄り」で築く新体制テラテラの現在地
——新曲『恋Magic!』は、新体制となってはじめての楽曲です。最初に音源を聴いたとき、どのような印象を受けましたか? おすすめポイントを教えてください。
黒田かほ:『恋Magic!』を提供してくださったのは、=LOVEなどの楽曲を手がけている齋藤奏太さんです。
齋藤さんにとって初めて、曲中に「ガチ恋口上」を入れられる楽曲だと聞いて、その第一号がテラテラですごく嬉しいなと思いました。 可愛らしい間奏部分は何度聴いてもお気に入りですし、魔法少女を連想させる振り付けにもぜひ注目してほしいです!
工藤はな:THE王道可愛い系の楽曲に憧れていたので、テラテラに加入して最初の一曲が『恋Magic!』だなんて「私がやりたかったアイドルだ!」とワクワクしました。
振り付けでいうと、私が連想したのはマジシャン。イントロ部分で私が指揮者のような動きをするのですが、マジックで白い鳩を出すようなイメージで踊っています(笑)。
※【Dance Practice】恋Magic! / テラテラ
——歌詞のなかに「魔法みたいなこの今を 一緒にほら 描いていこう」という印象的なフレーズがあります。新体制としてともに未来を描く今のテラテラにも重なるのではないかなと感じましたが、いかがでしょうか。
黒田かほ:そうですね。それでいうと「甘さも苦さも 全部が嬉しかったよ」という歌詞にも、今のテラテラを感じるところがあります。
新体制での活動にあたって振り付けや立ち位置を覚えなおすのは、“苦さ”を感じる時間でした。ですがそれもファンの皆さんと触れ合える時間——“甘い”時間を過ごすためだと自分を奮い立たせられたんです。こうしてお披露目をした今、まさに“甘さ”も“苦さ”も含めて“嬉しい”ものだなと感じています。
工藤はな:私も、お披露目までに12曲分の振り入れをするのはまさに“苦さ”を感じる時間でしたが「つらいけど、かほさんたちに追いつけるように踏ん張ろう」と頑張れました。
——新体制のお披露目から1ヶ月とは思えないほど、2人の相性の良さを感じます。
黒田かほ:実は、はなのことをオーディションで最初に見たときから「この子はテラテラだな」と思って、ずっと合格を出していたんです。キラキラしているし、何より肝が据わっていて。
書類審査時のPR動画では、他の応募者の方が別のアイドルさんの楽曲を踊っているなかで、はなはテラテラの楽曲『ストロボアイズ』を選んでくれたんです。
しかも対面での審査では、なんとペンライトを持ってきたんですよ! 「私がパフォーマンスをするので振ってください!」って。すごくないですか?
※【Live Movie】ストロボアイズ(Short Version)
工藤はな:いやいや〜(照)。でもそれは、テラテラだから頑張れたんです!
私は自己肯定感が高いわけではないので、今までは挑戦するよりも楽な道ばかり選んできました。そんな自分から脱したいと思っていたときに偶然出会ったのがテラテラでした。
調べれば調べるほど「テラテラ」にのめり込んで、「絶対に受かりたい!」って思ったんです。PR動画もペンライトも「熱意を伝えたい」という一心でした。
工藤はなは「ビジュ」魔法、黒田かほは「沼」使い!? お互いを魔法使いにたとえるなら
——では新曲の「魔法」というキーワードにちなんで。まるで魔法がかかったかのように感じられた、グループとしての空気感や勢いが変わった瞬間はありましたか?
工藤はな:初めて、かほさんとめなさん(ねぎた めな)、新メンバー4人とでご飯に行ったときです。あの日は4時間ぐらい語りましたよね。
黒田かほ:テラテラのこれまでのことも含めて、全部話したよね。包み隠さず話した結果、それまで私に対して緊張していた子たちも心を開いてくれるようになりました。
工藤はな:実はオーディションのころから、かほさんのその真剣さゆえに私も壁を感じちゃっていたんです。でもあの夜のおかげでみんなの緊張がすっと解けた感覚がありました。
黒田かほ:なるべくニコニコするようにしていたんだけど、テラテラの将来のことを考えるとつい本気になっちゃって……。ごめんね。
工藤はな:いやいや! むしろそんなかほさんを見て「真剣に想ってくれているから頑張ろう」と思えました。
——お話を伺っていると、それぞれの真面目さを感じます。もしひとつだけ本当に魔法が使えるとしたら、どのような魔法を使いますか?
工藤はな:これは……大喜利ですか!?
黒田かほ:迷うやつだ(笑)。うーん……。私は、身の回りの世話を全部やってくれる魔法を使いたいです!
こう見えて、片付けや家事が苦手なんです。髪の毛を洗うのも面倒で、ドライヤーで髪の毛を乾かしながらスクワットをするくらい、常に何かをやらなきゃ気が済まないんですよね(笑)。なので魔法を活かして時間を有効に使いたいです!
工藤はな:私は「中大兄皇子を召喚する魔法」ですね。もともと中大兄皇子に扮してTikTokを投稿していたのもあって、“中大兄皇子感”をこれからも打ち出したいな、と。
ただ、飛鳥・奈良時代には史実がわかっていないところも多いので「本当のことを教えてください!」と言いたいです。
黒田かほ:はならしい魔法だ(笑)。はなは中大兄皇子の影響で語尾に「ござる」をつけて話すんですけど、それも事実かどうかわからないので、私も一緒に確認したいですね。
——オリジナリティあふれた、魅力的な回答をありがとうございます(笑)。それぞれの魅力を「〇〇の魔法使い」とたとえるなら、どのような魔法だと思いますか。
黒田かほ:これも大喜利ではなく真面目に答えると……はなは「ビジュキラキラ魔法使い」だと思います!
はなって、初見のお客様が「はなちゃん目当てで」と来てくれることがすごく多いんですよ。見てくれている皆さん一人ひとりをメロメロにできる、かわいい魔法使いだなって思います。
工藤はな:えへへ(照)。私はかほさんの、愛ゆえの厳しさと優しさのバランスに憧れていて。ときにはあえてヒール役を買って出てくれることもあると思うんです。だからこそ私たちが頑張ってしがみつかないと、するりとすり抜けてどこかへ行ってしまいそうな儚げな雰囲気も感じていて……。
かほさんはまさに沼のような存在なので、沼の魔法使い、略して「ぬま(沼)ほう使い」だと思います!これからもテラテラらしく、いろんな魔法で皆さんを照らしていきたいです!

黒田かほ
https://x.com/teratera_kaho

工藤はな
https://x.com/teratera_kudo

