「赤い情熱のエモーショナルロックアイドル」をキャッチコピーに活動中のRED-i。2026年1月よりスタートした「東名阪ツアー2026-diffusion-」の真っ只中にいる。
ツアー初日を飾った大阪公演では、デジタルシングル「赤舞 -HINOKO-」をライブ初披露。ステージを成功に収めた勢いそのままに、2月21日の名古屋・4月5日の東京公演へ向けさらなる磨きをかけ続けている。
そんな彼女たちが見据えるのは、7月10日にZepp Shinjukuでおこなわれる『RED-i 5th Anniversary oneman LIVE-go above ground-』のSold Out。
2026年、さらなる飛躍を狙うRED-iの5人に、いまの心境を2回にわたり伺った。
取材・文 長澤智典

左から:RIN・KALOA・CONAMI・MIYU・SIU
──"不動の6人"と言われていた現メンバーですが、2025年11月にAYURUさんが卒業。5人体制となって約2カ月半が経ちました。いま、どんな心持ちでいるのか聞かせてください。
RIN 5人での活動に、ようやく身体が馴染んできた感覚があります。でも、体制が変わったばかりの頃は、ふとした瞬間に人数の変化を痛感することばかりでした。
たとえば、スタッフの方にマイクの本数を伝えるときも、無意識に「6本お願いします」と言ってしまう自分がいて。何事も6人で行動するのが、細胞レベルで染みついていたからだと思います。
CONAMI 私もようやく、いまの形に慣れてきたところです。ただ、6人分の距離感や動きを身体が記憶しているせいか、フォーメーションを間違えそうになるときがまだありますね。
いまは、5人編成でのパフォーマンスを次々と披露している最中で、その過程を自分自身でも楽しめています。グループの変化を前向きに受け止めてくれるREDS(RED-iファンネーム)の存在が、何より心強いです。

KALOA Zepp Shinjukuでのワンマン公演を控えているなか、5人での再出発が決まったときは、正直「どうなるんだろう?」という不安に支配されていたと思います。6人じゃないRED-iの姿なんて、想像したことは一度もなかったから。
ただ、目の前には東名阪ツアーが迫っていたからこそ「我武者羅に前を向いて進むしかない」という気持ちは胸に宿していました。いまも、その熱量を抱いたまま突き進んでいます。
──7月10日にZepp Shinjukuでワンマン公演を行うと発表をしたのが…。
CONAMI 2025年7月に開催した「4周年記念主催イベント」のときですね。
実はRED-iの結成当初、当時のプロデューサーから「まずはZeppでのワンマンを目指す」と宣言されていました。ファンのみんなには伏せていましたが、活動開始の瞬間から私たちのなかには、Zeppへの使命感が刻まれていたんです。
KALOA その決意を示すように、結成初期からある『魂の声』という楽曲のなかには、指で“Z.E.P.P”という文字を作る振り付けも出てきます。
──結成当初に描いた夢が、現実として目前に迫った現在。Zeppという場所の見え方に変化はありますか。
RIN 5年前の私は「きっと行けるやろ」といった感じで、どこか俯瞰してあの場所を見ていました。いざ当日が近づいてきたいまは、なんだか高い壁に感じています。
──高い壁ですか。
RIN 遠くから建物を見ていると大きくは感じないのに、いざ目の前に立つと「でかーっ!!」となるときってあるじゃないですか。それと同じ感覚です。いまは日を追うごとに、Zeppという約束の地に立つ重大さを噛み締めています。

──ほかのみなさんは、Zepp/Zepp Shinjukuという存在を、どのように感じています?
SIU 実際にZeppを経験した方々の話は聞いていましたが、いざ自分の番となると緊張は隠しきれません。
いまは、Zepp Shinjuku公演へのステップである「東名阪ツアー2026-diffusion-」を駆け抜けている最中です。「やるべきことを全力で積み上げていくのみ」という心境で、日々を大切に過ごしています。
MIYU RED-i以前も含め長くアイドル活動をしてきた私からすると、この世界におけるZeppでのワンマン開催は一つのステータス。ずっと高い場所にある存在です。
でも、開催が決まってから実際にZepp Shinjukuへ足を運び、お客さんの立場で舞台を見上げたとき「フロアとの距離が意外に近い」という感覚を覚えました。いまは、想像以上にREDSを身近に感じられる空間と理解したおかげで、自分がステージで踊る姿を鮮明にイメージできています。
同時に「私たちはこの舞台を成功させて、もっと上へ行ける」という確信も湧いてきました。

──Zepp Shinjuku公演も、長い活動として捉えた場合、あくまでも通るべき場の一つですからね。
MIYU はい。これまでの私たちは「Zeppに立ちたい」という純粋な憧ればかりを抱いていました。でも夢を叶えられるとわかったいま、その想いは「絶対にSold Outさせる」という執念へと変化しています。
KALOA RED-iの存在を満員の景色で証明できなければ、グループの未来も不鮮明になってしまうから。さらなる高みを目指すためにも、Zepp Shinjukuは「結果」が求められる場だと私たちは捉えています。
私は、アイドル活動はけっして永遠ではないと思っていて。限られたものがあるからこそ、RED-iにしか描けないZepp Shinjuku公演を披露できるのが楽しみです。
──みなさん、強い心を持っていますよね。
KALOA 強くなりました。いろいろな経験をして(笑)。
とくに、2024年7月から12月にかけて開催した“関東50ヶ所ワンマンツアー「唱認欲求」”をやりきった経験は、一つの転換点だったと感じています。

RIN あの頃は「唱認欲求」と並行して、1st EP『RED-i』のリリースイベントも始まったとんでもない時期......。当たり前のように1日3ステージをこなしていました(笑)。
MIYU ステージの内容も、50本すべて変えていたんですよ。通常のライブ活動と並行して、各公演に向けたレッスンも力技でねじ込むようなスケジュールでした。
すべての舞台でのパフォーマンスを終えたときは、体力面・精神的にタフになった実感が湧きました。どんな壁にぶつかっても「うちらなら行けるっしょ!」と思える柔軟なハートが、いまの私たちには備わっています。
後編はこちら
「8時間かけて言葉にした、重すぎる本音」RED-i・Zeppを通過点にする未来へ
【INFORMATION】
『RED-i 東名阪ツアー2026-diffusion-』
2026年2月21日(Sat)/NAGOYA@ HOLIDAY NEXT NAGOYA
●REDSチケット(メンバー考案・ご当地別オリジナルグッズ付)
●RED-i拡散チケット 料金:0円(1ドリンク別)
詳細はこちら
▶︎http://tiget.net/events/441177
2026年4月5日(Sun)/TOKYO@ 青山RizM
●REDSチケット(メンバー考案・ご当地別オリジナルグッズ付)
●RED-i拡散チケット 料金:0円(1ドリンク別)
詳細はこちら
▶︎http://tiget.net/events/441180
『RED-i 5th Anniversary oneman LIVE -go above ground-』
2026年7月10日(金)
▶︎▶︎▶︎ Zepp Shinjuku
1st EP「RED-i」
http://open-connect.tokyo/20240828red-i/
2nd EP 「echo」
http://open-connect.tokyo/red-i_echo/
サブスク
http://tunecore.co.jp/artists/RED-i-Digital
YouTube
http://youtube.com/@red-i9838
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長澤智典
音楽系のライターです。アーティストやアイドルなど、表現者の方々の記事作成やインタヴュー、ライブレポートを中心に活動しています。 https://note.com/nagasawatomonori/n/n2f74cef90c0e
