ポエトリー・オン

「8時間かけて言葉にした、重すぎる本音」RED-i・Zeppを通過点にする未来へ【インタビュー後編】 

2026.02.20

「赤い情熱のエモーショナルロックアイドル」をキャッチコピーに活動中のRED-i。2026年1月よりスタートした「東名阪ツアー2026-diffusion-」の真っ只中にいる。

ツアー初日を飾った大阪公演では、デジタルシングル「赤舞 -HINOKO-」をライブ初披露。ステージを成功に収めた勢いそのままに、2月21日の名古屋・4月5日の東京公演へ向けさらなる磨きをかけ続けている。

そんな彼女たちが見据えるのは、7月10日にZepp Shinjukuでおこなわれる『RED-i 5th Anniversary oneman LIVE-go above ground-』のSold Out。

2026年、さらなる飛躍を狙うRED-iの5人に、いまの心境を2回にわたり伺った。

取材・文 長澤智典

前編
「Zeppの高い壁が、憧れを執念に変えた」RED-i・ツアー真っ只中に紡ぐ魂の声【インタビュー前編】

左から:RIN・KALOA・CONAMI・MIYU・SIU

──1月から始まった『RED-i 東名阪ツアー2026 -diffusion-』。大阪公演では、新曲『赤舞-HINOKO』(デジタル配信中)がライブで初披露されました。

RIN  『赤舞-HINOKO』の歌詞には、5人体制になった私たちが当時抱えていた“リアルな感情”が綴られています。自分たちにとってはめちゃめちゃ「重い(気持ちを詰め込んだ)」一曲といえますね。

楽曲は2分半ほどのメロディアスな疾走系で、振り付けも勢いがあるんです。でも、歌詞の熱量があまりにもすさまじすぎて、歌うたびに心が「ゴ〜ン」と揺さぶられています。

──『赤舞-HINOKO』は、メンバーが作詞を手がけていますよね。

MIYU  はい。あらかじめ全員が一曲分の歌詞を書き上げ、持ち寄って一つの作品にしました。5人分の言葉を目の前に並べ、8時間くらいかけてフレーズを組み合わせながら作ったのが『赤舞-HINOKO』です。

──最初から、全員で歌詞を書きたかったのでしょうか。

MIYU  以前にも全員で作詞をしたことがあったので、5人になったいまの気持ちこそメッセージに込めるべきだと考え、私から提案しました。

いざ各自が綴った言葉を並べてみると、一行一行に宿る気迫がとにかく圧倒的で。「このワードは外したくない」というフレーズがどんどん溢れていき、一つの作品にまとめるのに本当に苦労しました。もう、みんなの思いが重くて大変で(笑)。

※RED-i「赤舞 -HINOKO-」リリックビデオ

SIU  たしかに、全員の気持ちを集約させるのは大変でした。でもようやく完成した歌詞を読んだ瞬間「意外と私たち、挑戦さえすれば何でもできるんだな」と自信が湧いてきたのをよく覚えています。

CONAMI  そういえば、並んだ歌詞を見比べるうち、みんなが思っていることの“本質”は一緒なんだなってことにも気付けたんだよね。

──5人に共通していた思いが何だったのかも気になります。

CONAMI  6人から5人に変わろうとしていた時期だったのもあると思います。表現はそれぞれでも「RED-iはまだまだ続いていく。ここで止まらない。」という“決意”をメンバー全員の言葉から感じました。

RIN  歌詞の方向性が定まったのが、CONAMIちゃんが「5人も気持ちを一つにして走りだすけど、そこにはファンの人たちの存在が欠かせないから。REDSに向けても、一緒に走ろうと伝えられる曲にしたい。」と言ったとき。みんなで「たしかに!!」となったんですよね。

体制変更時は「5人のRED-iを見たいと思えるかわからない」という不安の声もいただいていました。その気持ちを全員が受け止めていたからこそ「君と走り出そう」というメッセージを歌詞に込められたのだと思います。

ライブでは、(取材時点では)まだ数回しか披露していないので、REDSにどう伝わっているかは正確にわかりません。でも、私たちと同じ思いのまま、この曲を受け止めてくれていたら嬉しいです。

──5人とも、いまの自分たちの気持ちを、もっとリアルに、ダイレクトに外へ伝えたい気持ちが強くなっているようですね。 

KALOA  そうなんです。これまではメンバーだけで気持ちを循環させているイメージで、外へ想いを伝えることはほとんどありませんでした。

MIYU  転機は、2025年9月の2nd EP『echo』のリリースイベントですね。「オリコンデイリー1位」という目標を初めて公言し、REDSと一緒に走り抜けた結果、本当にその夢を掴み取ることができたんです。

CONAMI 以前までは 「Zeppに立ちたい」という気持ちすら明確に言葉にしていませんでした。でも、ステージで1位獲得の知らせを告げたときの、REDSの喜ぶ姿や歓声が忘れられなくて。

あの素敵な景色をまた見るためにも、いまは「Zepp Shinjukuを成功させたい」とはっきり口にするようになりました。

──1月31日に行った『RED-i 東名阪ツアー2026 -diffusion-』大阪公演は、いい手応えを得られました?

RIN  実はRED-iのメンバーって、東京出身のSIU、栃木出身のMIYU以外、全員関西出身なんです。つまり、RIN・CONAMI・KALOAにとっては、グループとして初めての「凱旋公演」でした。

そんなおめでたい日だったこともあり、関東からも「お祝いに行かなきゃ」と駆けつけてくれたし、地元のファンの方も大勢集まってくれて……。会場全体がホームのような温かさに包まれて、盛り上がりもバッチリな公演でした。

でも次の名古屋公演こそ、私は正念場だと思っています。メンバーの凱旋というトピックがない場所で、RED-iの力がどれだけ通用するのか。本当の意味で真価が問われる、初めての地方ワンマンになるはずです。

──最後に、一人ひとり、7月10日に行う『RED-i 5th Anniversary oneman LIVE-go above ground-』公演へ向けての思いを語ってもらいたいと思います。

KALOA 現状維持のままでは、Zepp ShinjukuのSold Outには到底届きません。いまはSNSを通した活動など、残された期間でやるべきことを貫いていく一心です。

当日の公演を終えたときに、後悔なんて一つもなかったと胸を張れるように。私自身も、変わり続けていきます。

MIYU  どの会場でもそうなのですが、ワンマン公演の前ってすごくワクワクするんです。いまは当日に向けていろいろなアイデアを出し合っている時期なので、なおさら胸が高まっています。

5周年という節目だからこそ、実力のすべてを出し切る公演にするのはもはや当たり前です。いまのRED-iらしさも出しつつ、未来へ向けての意思表示になるステージにしたいと思っています。

CONAMI  RED-iは、これまで大きなステージでのワンマンを完売させた経験がありません。でも、Zepp Shinjukuという壁を越えられないことには、その先の展望を描けないのも事実です。

掲げた目標を叶えるための鍵は、REDSが握っています。支えてくれるみんなに感謝しつつ、新たな仲間を巻き込みながら、この挑戦を必ず形にします。

SIU  私はとにかく、観た人を「いままでのどんなワンマン公演よりもすごかった」と唸らせるようなステージにしたいんです。なにかの拍子で話が出たときにも「RED-iの5周年ワンマン、あれはヤバかったよね」と感想が飛び交うような。

RED-iのファンであることを「どやっ!!」と他人に自慢できるようなグループになるのは、私の理想の一つです。そのためにまずは、Zepp Shinjukuでみんなの気持ちが「ヤバい」で一体になるようなステージを作り上げます。

RIN  私は以前別グループで活動していたときに、何度かZeppの舞台に立たせていただいた経験があります。ステージからどんな景色が見えるかを知っているからこそ、この場を借りて一つだけ伝えさせてください。

いまのメンバーは間違いなく、一人ひとりがZeppでパフォーマンスをするにふさわしい実力を備えています。しかもZepp Shinjukuの経験を糧に、RED-iを取り巻く世界を一気に高めていこうとする、強烈な覚悟も持ち合わせています。

RIN 7月10日のZepp Shinjuku公演は、RED-iにとって大きな分岐点であり、試される場になることは間違いありません。この5年間を共に歩んできたメンバー、そしてREDSとの深い絆を示しながら、思いきりぶち当たって最高の花を咲かせたいと思っています。

もしも、私たちのことを少しでも気になってくれたら。これから名古屋と東京でおこなわれるライブで一度、私たちを感じてみてください。

RED-iの空気に触れてくれさえすれば、
「Zepp Shinjukuのワンマンを見届けてみたい。」
そんな、抗えない衝動を起こさせる自信があります。

【INFORMATION】 

『RED-i 東名阪ツアー2026-diffusion-』

2026年2月21日(Sat)/NAGOYA@ HOLIDAY NEXT NAGOYA

●REDSチケット(メンバー考案・ご当地別オリジナルグッズ付)
●RED-i拡散チケット 料金:0円(1ドリンク別)

詳細はこちら
▶︎http://tiget.net/events/441177

2026年4月5日(Sun)/TOKYO@ 青山RizM

●REDSチケット(メンバー考案・ご当地別オリジナルグッズ付)
●RED-i拡散チケット 料金:0円(1ドリンク別)

詳細はこちら
▶︎http://tiget.net/events/441180

『RED-i 5th Anniversary oneman LIVE -go above ground-』 

2026年7月10日(金)

▶︎▶︎▶︎ Zepp Shinjuku  

1st EP「RED-i」
http://open-connect.tokyo/20240828red-i/

 2nd EP 「echo」
http://open-connect.tokyo/red-i_echo/

 サブスク
http://tunecore.co.jp/artists/RED-i-Digital

 YouTube
http://youtube.com/@red-i9838

SNS 

▼公式X
https://x.com/RED_RED_RED_i

♪TikTok
http://tiktok.com/@red_red_red_i.official?_


長澤智典

音楽系のライターです。アーティストやアイドルなど、表現者の方々の記事作成やインタヴュー、ライブレポートを中心に活動しています。 https://note.com/nagasawatomonori/n/n2f74cef90c0e